おはようございます!
小土カエリでーす!
今日は趣向を変えて、小説の書き方の方向性をご紹介します!
自分を見つめなおしたり、今のやり方に行き詰った人は是非ご覧ください!
それでは、どうぞ!
はじめに
小説を書くとき、どのように進めればいいか迷うことはありませんか?
実は、小説の書き方にはいくつかのスタイルがあり、作家によって好みや得意な方法が異なります。
今回は、代表的な4つの書き方を解説し、それぞれのメリット・デメリットを比較します。
自分に合った方法を見つける参考にしてください!
ストーリー派(プロット型)
特徴:ストーリーの骨組みをしっかりと計画してから執筆に取り掛かる方法です。登場人物やイベントの順序が決まっているため、物語全体の流れが把握しやすいのが特徴です。
- メリット
- ストーリーの矛盾を回避しやすい。
- 読者が満足する展開や伏線回収がスムーズに行える。
- 長編小説に向いている。
- デメリット
- 計画に時間がかかりすぎることがある。
- 設計に縛られて、自由な発想が生まれにくい。
おすすめの人:緻密なプロットを立てて、ストーリーを構築するのが得意な人。
キャラクター派(キャラ重視型)
特徴:まずキャラクターを作り込むことを重視するスタイルです。ストーリーはキャラが動くままに進行し、彼らの意志や行動が物語を作っていきます。
- メリット
- 個性的で魅力的なキャラクターが描ける。
- キャラクターの性格や意志がストーリーにリアルな説得力を与える。
- デメリット
- ストーリーが散らかりやすい。
- キャラの魅力に頼りすぎて、全体の構成が弱くなることも。
おすすめの人:キャラ作りが好きで、登場人物たちの感情や行動にフォーカスした物語を描きたい人。
世界観派(ワールドビルダー型)
特徴:物語の舞台となる世界や設定を徹底的に作り込むスタイルです。特にファンタジーやSFで活用されることが多い方法です。
- メリット
- 読者が魅了される深い世界観を提供できる。
- キャラやストーリーが生まれるきっかけにもなる。
- デメリット
- 世界観の構築に時間をかけすぎて執筆が進まないことがある。
- 読者にとって設定が複雑すぎる場合、理解しにくくなる可能性も。
おすすめの人:設定作りや背景を考えるのが楽しく、物語を「世界」から構築したい人。
感覚派(ノープラン型)
特徴:プロットを立てず、思いつくままに執筆を進めるスタイルです。書いているうちに物語が自然と展開されていきます。
- メリット
- 書いている最中に新しいアイデアがどんどん浮かぶ。
- 自分自身も物語を発見する感覚が楽しめる。
- デメリット
- ストーリーが行き当たりばったりになりやすい。
- 書き直しが多くなり、効率が悪くなる場合がある。
おすすめの人:書きながら物語を発見していきたい人や、細かい計画に縛られたくない人。
ハイブリッド派(折衷型)
特徴:上記のスタイルを組み合わせ、自分に合った方法を見つけるタイプです。例えば、「キャラを先に作り、主要なストーリーだけは計画する」といった自由なアプローチが可能です。
- メリット
- 長所を取り入れ、短所を補える柔軟さがある。
- 執筆スタイルを自由に調整できる。
- デメリット
- 自分に合った組み合わせを見つけるまで時間がかかる。
おすすめの人:固定観念に縛られず、自分に最適なスタイルを試行錯誤していきたい人。
こんな人におすすめ!
- ストーリー派:計画を立てるのが得意で、緻密な物語を描きたい人。
- キャラクター派:キャラクターの魅力を最優先で物語を描きたい人。
- 世界観派:背景や設定にこだわりたいファンタジー・SF作家。
- 感覚派:自由な発想を楽しみながら執筆を進めたい人。
おわりに
いかがでしたか?
小説を書く上で、書き方というものは非常に大きい要素になります。
行き当たりばったりになったり、読者を振り回すことがないよう気を付ける必要があります。
ちなみに、私の書き方は主人公の設定だけ決めたら、後はひたすらその主人公に対して考察し続けるというものになります。
なので、この4つ中で完全に「これだ!」と言えるものは実は無いんですよね。
つまり、小説執筆には正解はありません。
それぞれのスタイルを試して、自分にとって無理なく楽しく続けられる方法を見つけることが大切です。
この記事を参考に、あなたも自分に合った書き方を探してみてください!
私の小説に興味が出た方はこちらから、どうぞー!